イタチについて
現在当社に駆除依頼をいただき調査をすると、チョウセンイタチによる被害が大半を占めています。イタチは西日本を中心に生息。
特に大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山、岡山、鳥取などの関西エリアは特に駆除依頼の多い地域です。彼らはハクビシンなどと比べると非常に獰猛で肉食性が強い動物です。見た目は可愛らしいですが、むやみに手を出すのは禁物です。
イタチやモグラなどの小動物、カニなどの甲殻類、昆虫、また時には池の鯉やニワトリなど自分よりも大きなものまで襲って食べることもあります。そのため排泄物には動物の骨や殻が混じることもあり、ハクビシン等の糞よりもにおいが強い傾向にあります。ただ肉食のみというわけでもないので、農作物を荒らすという被害も報告されています。
イタチの生態
頭からお尻は30~40cm、尾長は約10~20cm。メスは半分~2/3程度の大きさ。
イタチの特徴
テンよりも肉食傾向が強く、鳥やイタチ、モグラ、ヘビなどを捕食する。
イタチの習性・行動
夜行性で木登りなどは得意。年1~2回出産し、一度に3~7匹生む。子育ては基本メスのみで行う。
テンについて
関西地方に生息しているテンはホンドテン(狩猟獣)が大半を占めています。
対馬に生息するツシマテンは国の天然記念物であり非狩猟獣。北海道に生息するクロテンも非狩猟獣です。
2010年佐渡市の佐渡トキ保護センターで飼育中のトキ9羽が死んだニュースがありました。その後の調査の結果、襲ったのはテンだったという衝撃の事実が判明し、テレビでも連日この話題が報道されていました。このニュースからも見て取れるように、見た目の可愛らしさとは裏腹にテンは肉食であり、時に自分よりも体の大きな動物も襲うこともあるのです。
テンの生態
イタチと同じくネコ目イタチ科であり、イタチよりも大きく頭からお尻までは約45cm、尾長は約20cm。メスは半分~2/3程度の大きさ。日本列島ほぼ全域に生息している。夏毛と冬毛で体色が異なり、夏毛はやや黒ずんだ黄褐色で冬毛は明るい黄褐色ないしは黄色。
テンの特徴
雑食性で、鳥やイタチなどの小動物や果実や昆虫など様々なものを採食する。
テンの習性・行動
夜行性で木登りなどは得意。年1~2回出産し、一度に2~4匹生む。
※イタチ・テンは野生動物で、鳥獣保護法(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律)により保護されており、みだりに捕獲等を行うことができません。専門業者にお任せください。
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